
がたがた道を川を越え、バイクで走る事10分、急に開けた場所に出ました。ここが、カレン族難民キャンプの入り口です。カレン族は大きな民族集団で、首長族は一部だけ。キャンプ全体には2000人近い人がいるとのこと。

首長族村はキャンプのすぐ横にあり、1997年に出来たとのこと。ここがその入り口で、観光客は入村料金として250バーツを払う事になっている。就労を禁止されている難民にとっては非常に貴重な現金収入になる。

村のメインストリートに入ってきたところ。村のほとんどすべての家がおみやげ屋になっていて、観光客へのおみやげ販売が唯一の家計への収入になっているそう。

村の中では首長族の女性達が立ち話してます!たまりませんね!

首長族のおねいさんが機をおり、観光客に売る布やスカーフを作っています。

可愛い子供たち。自らを模した首長族の人形も好評発売中。

首輪をつけたまま昼寝をしている首長族のおねいさん。痛くはないらしい。生活の場である、村全体が観光客への見せ物的な場所になっているのである。それに対し、人間を動物園のように見せ物にする、写真をとらせるなんてけしからん、という意見もある。
そこで、あまやんが、いろんな首長族の人にきいたところ、難民として労働や移動が制約されており、観光が唯一の収入源になっている。また、写真を撮影されたり首長に興味本位でいろいろ聞かれたり、というようなことも含めて、生活の一部になっており、ミャンマーで迫害をうけていた時代よりは何十倍もまし、とのこと。

耳長族も同じ村に住んでます。耳長族のおばあさん。どうしても首長族に比べたらインパクトにかけるのでおみやげ販売などでも不利。

耳長族の子ども。歳を取るにつれて大きいのをはめていきます。

こんな感じで一緒に写真をとることも出来ます。とった時はおみやげを買うか、鉛筆や飴をあげてもよい。