ご存知、「痔」という漢字は「やまいだれ」に「寺」と書くのですが、これは「お寺に行かないと治らないような病気」だからと伝説ではいわれている。そして、本当に、痔を治すためのお寺のようなものがあまやんの家の近所に実在している。それがこの「ヒサヤ大黒堂 苦楽園祖心堂」である。ヒサヤ大黒堂は関西ではかなり知られた存在で、マンガ「じゃりん子チエ」でも「クサヤ恵比寿堂(笑)」として登場しているのを記憶されておられる方も多いであろう。あまやんも小学生の頃、大阪の北浜の夜空に輝く赤い
「ぢ」の巨大看板を見て以来、トラウマになってしまい、習字の時間に先生用の朱色の墨で「ぢ」と書いて怒られたり、いまだに「じ」や「ジ」をパソコンで打つ時も、「di ぢ」と自然に指が動いてしまうようになってしまった。
ここが入り口。あまやんはぢではないんだけど、おみくぢを引いたり、ぢを防ぐお守りのようなものもほしいので、ぜひいつか参拝してみようと思いつつ、行くといつも鍵がかかっている、不思議なミステリースポットである。
外から見たら、新興宗教のお寺めいた感じで、ぢを治すための秘密の祈りや修行が行われているようであるが、たんに、税金対策でぢ院、ぢゃなくて、寺院の形態をとっているのかもしれない。ひっそりとしている一方で、地元の求人誌ではいつも高給で従業員を募集しているなど、よくわからない不思議なお寺である。
薬は不思議に良く効くことで名付けられた「不思議膏」という不思議な軟膏を専用の注射器を使って大量に肛門に注入するという不思議な治療法を行うのだが、この薬は不思議なくらい高価なことでも知られており、100万円、200万円くらい使ってしまう不思議な人もいるらしい。
このお寺で不思議膏を製造しているかも不明。ご興味のある方はヒサヤ大黒堂公式ペーヂまで。中に入ったことがある方おられましたらメッセーヂを書き込んで下さいね。