
あんまり話のネタがないので、今日は、大阪にいてる、有名なルンペンさんの「阪本さん」を紹介したいと思います。大丸百貨店の地下1階から、阪神百貨店に抜けるところの通路が定位置で、もう10年以上も前から、ここで活動している。猫をたくさん連れていて、この猫を猫好きの通行人が触ったりして、「キャー可愛い」とか言って、ついでに寄付もしていく、というビヂネスモデルで、阪本さんは生きているのだ。マルクス経済学で言う「ルンペン・プロレタリアート」、いわゆるルンペンさんを好きな人はあまりいないと思うけど、犬や猫が好きな人は多い、そして、犬だったら、予防注射が必要だし、散歩も連れて行かないといけないけど、猫はその必要もない、ということに気づいて、新たなビジネスとしたことに、阪本さんの偉大さがある。何年か前に、猫が全部保健所に没収されたことがあり、新聞にも出た事があった。その時、阪本さんは、一人寂しそうに座っていたのが印象的だったんだけど、またいつの間にか猫が増殖してきました。日本一歩くのが早いといわれる大阪の都会の喧噪を横目にしながら、阪本さんは猫達とゆっくり時間が流れて行くのを楽しんでいるのかもしれない。がんばれ阪本さん!