
実は、会社で、一人にやにや笑っていて、なんで笑っているのか、と隣のK夫人に聞かれたので、うどんすきの海老についての短編の物語を考えていたことにしたのです。
うどんすきには、生きた海老がついていて、これを入れる時がうどんすき最大のハイライトである。そこでは、こういう会話が毎日のように繰り広げられているに違いない。
男:「生きた海老がこの中に入ってるんだ、ほら(蓋を開ける)」
海老:(今が逃げるチャンスかも。ピチピチ!)
女:「きゃあ!」(蓋を閉める)
男:「うまそうだろ」
女:「うん、でも私、鍋に入れるのちょっとできないかも」
男:「君って繊細なんだね」
海老:(うどんすき熱そうだ。茹でられるなんていやだよ〜)
男:「こうやってトングでしっかりもったまま、動かなくなるまで待つんだ」
海老:(もうおしまいか。観念したぞ。)
男:海老を鍋に投入「1、2、3。。。」
女:「あなたって勇気あるのね〜すてき!」
海老:(あちち! 絶命)
男:「それほどでも。。。ほら、もう出来たよ。」
女:「でもなんか可哀想ねぇ」
男:「君ってとっても優しいんだね」
女:「そうかな、、でもおいしそう! 私が剥いてあげるね!」
男:「気が利くなあ!」
女:「うふふ」
海老:(おいしく食べてねぇ〜)
こんなクサい話あるはずないか!