
西天満の行きつけのうどんすき店に会社のみんなで来ました。大正時代の古い旧家で、庭園もきれいなのですが、なんと、老朽化のため取り壊しになり、年末で閉店とか。残念。

物知りのK翁によると、この店の床の間の柱は、南天の木で出来ているらしい。南天はきわめて成長が遅いけど、非常に長寿の木で、柱になるほど太く育った木は好事家の間で床の間の柱として珍重されてきた。ちなみに、日本で最も太い南天の床柱は、国宝の金閣寺にあり、直径は10センチで、樹齢は1200年くらいらしい。この床柱は直径7センチほどで、樹齢800年くらいはあるんかな。値段は500万円は下らない価値があるとのこと。あまやんの家にも南天の木があるけど、樹齢は40年くらいで、まだ親指くらいの太さである。お店の人は、誰もそんなことには気づいていないようだったので、あまやんは解体の時にもらいにいこうかなと思っている。でも、ただ高価で珍しいだけのもので、単体のモノとしてみらたそんなにいいものには見えないけど。