夏ごろに、地元西宮のミステリースポットを紹介していく、という予告をしていたのですが、すっかり寒くなってしまったので、別の意味でのミステリースポットも紹介したいと思います。ここは西宮における北朝鮮の拠点である、朝鮮会館。以前はなぜか金魚屋だったこともある1階は、今は、北系の老人介護施設が入居していて、営業しているようである。ここの元幹部は、地元では「赤ババア」の愛称で知られる某元野党女性党首の妹の嫁ぎ先でもあり、今は平壌にいて高級幹部になっているとの噂。
あまやんはこの前を通るたびに、 拉致されないよう注意しながら、中で何をやっているのか外からちらっと覗きみているけど、防犯カメラもみはっているような割には、いつも真っ暗で電気が消えているし、かなり得体の知れない場所。で、玄関に貼られている1枚のポスターに注目。
先天的に指が二本しかなく、足もなく、大変な努力をして成功してきたという、韓国出身の天才ピアニストの女の子のコンサートのポスター。でも、なぜかコンサートは北朝鮮側が主催、協賛しているらしい。この女の子の話は感動的な尊敬すべきストーリーだけど、ポスターに「韓国が生んだ奇跡のピアニスト」と書いてあるのはびっくり。北朝鮮の公式施設に、「韓国の」などという文字が書いてあるのはありえないことで、常識的には「南朝鮮」と書かないと、将軍様の逆鱗に触れるんでないか。でもこの地においても、南北の融合が進んで来たということなんかな。そういう事情も含めて、ミステリーなのかミステリーぢゃないのか、ちょっとミステリアスな状況です。