
マーケティング・マネジメントの授業で、ハウス食品と味の素が合弁で、中国の現地向けにレトルトカレーやカレーの素を売り出すことになったが、これは戦略として成功するかどうか、というケースを取り扱い、議論していたんですが、肝心の「味」についての話や議論が全然ないので、担当のS教授にそれでは議論にならないのではと指摘したところ、先生はあまやんに一パックくれた。なんでも、ほとんどの中国人は日本式カレーを食べたことがないらしく、かなり実験的な商品らしいのです。早速家に帰って賞味してみました。ビーフではなくチキン味。大変に黄色いカレーで、日本のククレカレーよりもかなり甘ったるい感じ。 別に不味くはないと思いました。

箱の絵に「イチゴのサラダ」が描いてあるのがおもしろい。普通、中国人は生野菜やサラダは食べないのですが、なんとなく彩りがほしい、でも普通のサラダだと違和感があるので、イチゴを生野菜で飾ったものがここに登場したのではないか。