
あまやんが毎日のように通学路として通っているのが、阪急の高架下にある「かっぱ横丁」です。前半が古本屋街、後半がレストラン&飲み屋街になっています。ここは古本屋街。

売っている本は昔の貴重な本というようなものが多い。これは昭和30年代の雑誌で、1年分42000円。映画雑誌ではなく、昔のえっちな雑誌かもしれない。

これは昭和15年代の講談社の絵本を昭和35年に復刻したもの。定番の金太郎、桃太郎、かちかち山の他、楠木正成とか加藤清正とかが入っているのがおもしろい。45000円。どんなものでも、ごみとして捨てられるのを免れ、ある程度以上古くなれば値打ちが出てくるということの見本のようなもの。あまやんは嫁はんにものを捨てられる事が多いので、なんとしてでも守り抜いていかねば、と決意する。

かっぱ横丁のシンボル、かっぱ人形。どんな困難も屁のかっぱ、と笑い飛ばす元気と熱意がこの人形に込められている。