
先般、世界的な経営学者で、「イノベーションのジレンマ」などで著名なハーバード大学のクリステンセン教授から、お礼ということであまやんにパッケーヂが到着。

本かな、教授の新しい著作かも、と思って期待して開けてみたらなんと「モルモン書」。教授のサイン入りの貴重なモルモン書です。ちなみにモルモン書とはどういうものかということを解説しときます。1823年9月、米国人の預言者ジョセフ・スミスの前に天使が現れ、アメリカ大陸の先住民とその起源や、聖書の続編ともなる福音が金板に彫られたものと、それを翻訳する宝石「ウリムとトンミム」が埋められている、とのことであった。スミスは、ニューヨーク州のその場所に行き、掘り出そうとしたができなかった。そして4年の厳しい修行の後、金板とウリムとトンミムを掘り出す事ができた。そしてスミスは、ウリムとトンミムを使い、古代エジプト文字で書かれていた金板を、英語に翻訳することに成功した。それがモルモン書である。

モルモン書には古代のアメリカにはなかったはずの食べ物や植物が書かれているなど、その内容は金板由来ではなく、実際はスミスが創作したものだといわれているらしい。まあ宗教とはそういうものだし、そのこと自体をあまやんはどうこういうつもりはないけど、現代アメリカにおいて、モルモン教徒というのは、かなりインテリのイメージがあるらしいです。酒やタバコや一夫多妻はどっちでもいいけど、炭酸飲料やお茶やコーヒーを飲んではいけない、という教義だけはあまやんには受け入れられないです。