
大塚食品の「ボンカレー」のイメーヂキャラクターが、37年ぶりに「松山容子」から「松坂慶子(53)」に変更。この松坂慶子ボンカレーは、だいぶあちこちで探して、今日やっとコンビニで発見、実はまだ食べていないのです。さて、みなさんこのキャラクター変更についてどう思いますか?ビジネススクールのマーケティング戦略なんかの授業では話題にしても面白いんぢゃないかな、と思います。和服を着た美人のお母さんがつくってくれる、というイメーヂを踏襲しており、松山あっての松坂、という感もなきにしもあらず。

37年間親しまれた松山容子ボンカレー。当時30歳だったとか。思うところに、松坂慶子は、現在もテレビで活躍しているけど、松山容子はもう引退し、もはやボンカレーの中だけに生きている伝説の存在、というようになっていて、かつ、随所に貼付けら、電車の窓から一瞬見える(関西では阪和線沿いに多いのではないか)ほうろう看板で、ボンカレー=松山容子、という概念が国民の中にサブリミナル的に定着しているような気がするのだ。今回の路線でいくならば、松坂は松山を越えることができないような気がする。コスト的にも、償却のとっくに終わっている松山をやめて、高いお金かけて松坂に変更する意味がないような気がするので、あまやんはキャラクター変更にはどちらかというと反対である。

それと、松山はボンカレーを実際にごはんの上にかけているのに対し、松坂はただ笑っているだけで、「私は有名女優なんだからそんなものは食べないわよ」などというようなことを言いそうな感じもするのだ。ちなみに、松山容子は今後も沖縄地区では継続販売されるそうなので、沖縄土産にぜひどうぞ。