
本日、「イノベーションのジレンマ」で著名な、ハーバード大ビジネススクールのクリステンセン教授の講演会がありました。モルモン教会の招待で来日とのこと。あまやんは受付係兼録音係兼マイク持ち担当という事で特別に無料で効かせてもらう事に。この本は、「破壊的な新技術」の登場により、これまで大成功していた優良企業が、既存技術での地位を守ろうとして失敗する、ということのメカニズムを述べた本で、非常におもしろく、この分野の金字塔的存在。ぜひ一読をお勧めします。

敬虔なモルモン教徒であるというクリステンセン教授はとにかく背が大きい人、という印象。2メートル3センチあるらしい。日本でモルモンというと、背の高いイケメンの外人がヘルメットをかぶって2人で自転車に乗り布教に回っている、という印象が強いが、この人も昔そんな感じで韓国で布教をしていたそうです。パーティにはモルモンの関係者もいっぱい来ていたのだが、モルモンといえば、お酒を飲まない、タバコ吸わない、コーラやお茶も飲まない、というのが教義なので、パーティの席で水かオレンヂジュースを飲んでいる人はモルモンだとすぐにわかる。ちなみに、一夫多妻制については、ユタ州のアメリカ合衆国加盟の際に、放棄を迫られたそうであるが、今でもユタ州の田舎にいけば、そういう人もいるらしい。別にそれ自体は悪い事ではないとは、思うのだけど、そういう話をとりまきのモルモンおばちゃんとしていたらもう少しで入信させられそうになりました。ちなみにアメリカではモルモンというのは非常にインテリの宗教ということになっているそうです。