
死ぬ前の最後の食事として、いまわの息かすかに、というような時に何を食べたいか、と聞かれたら、多分あまやんは「カップヌードル」と答えるんぢゃないかと思う。それもレギュラー味の。あまやんは子供の時にこのカップヌードルのレギュラー味を初めて食した時に、この世の中にこんなにおいしいものがあるのかとかなり感動した記憶がある。黄色いロゴ入りのセロハンで包まれた専用フォークで食べるのがよかったのだが、最近あのフォークは残念な事に入手困難。割り箸で食べてもいまひとつ味が出ない。

そのカップヌードルの具として入っている「えび」は、単体としては、あまやんが最も好きな食べ物である。乾燥しきった海老に染み込むスープの味が絶妙。いつも、カップヌードルを開けたら、あまやんは、まず、えびが何匹入っているかを数える。これまで、一番多かった場合が13匹、少なかった時は3匹と、けっこうばらつきがある。平均は、7匹くらい。今回は小粒ながら11匹入っていて、これはこれまでのあまやんの長いカップヌードル経験から、かなり多い方である。なんとなく得した気分。ちなみに、卵や肉などの具は、お湯をかける前にぽりぽり食べてもおいしいけど、海老は調理後食べるのが鉄則です。