暑さで夏バテ気味、ということもあり、今日のお昼は、会社の近くの中央卸売市場内のうなぎ屋「大阪竹葉亭」に、中国からの留学生K君、仕事仲間のM夫人と行くことにします。ちなみに、うなぎには関西風と関東風があり、関西風はお腹から裂き、頭をつけたまま串に刺して焼くだけというのに対し、関東風は、背中から裂き、頭をとり、一度白焼きにしてから蒸して、さらにたれをつけてやきます。関西人あまやんは、だいたい何でも関西風の方が好きなのだけど、うなぎだけは関東風の方がずっとおいしいと思います。このお店も関東風のうなぎです。
二人だけでやっている小さなお店で、板前さんは一人でストイックに焼いています。ちなみに、なんで関東風は背中から裂くか、というと、お腹を裂くというのは切腹につながるということで、武士社会の関東では嫌ったということです。また、首を取る、ということは、戦に勝つという事で縁起のいいことでもある。一方、商人社会の関西では、そういうことは関係ないし、裂きやすいお腹から裂いて、頭もちゃんと食べるから、ついていないといけないのです。
M夫人の頼んだ茶そばセット。1400円。
あまやんとKくんの頼んだうな丼(並)。1600円。うなぎ1匹が入った豪華なうな丼です。1.5匹入りの特盛りもあります。ちなみに、なんでうなぎは夏バテ解消にいいのか、ということですが、高カロリーであるということの他に、魚の脂にはDHAやビタミンDが含まれており、脳や血管、肝臓によいこと、また発汗により失われやすいミネラルの亜鉛が大量に含まれており、亜鉛は細胞の再生や、男性ホルモン、女性ホルモンの分泌に効果があるかららです。うなぎパイは夜のお菓子、ということですかね。