
ぶよぶよして暖かくて柔らかいもの、というと、あまやんが好きそうなものであることは容易に想像できるであろう。ということでウォーターベッド。あまやんは10数年前に個人輸入で手に入れたんだけど、今度の引っ越しのために、移転、移動することになりました。で、これには500リットルもの水が入っている。ということは、500キロ以上の重量があるということである。当然、そのまま運ぶのは無理で、中の水は一旦抜いて分解する必要がある。引っ越し屋さんはこの手のことはやってくれないので、作業を半がかりで行うことにしました。

まずはこんな風にホースをベッドのマット本体に繋ぎます。

次にホースを伸ばし、先端を口で吸うと、水がサイホンの原理で自然に出てきます。中の水は10年以上も交換していないが、防腐剤を入れているので腐敗はしていないが苦くてまずい。

約2時間ほどで全部水が抜けるのでマットレスを折り畳みます。中心部にある黒い板がヒーター。これで温度を調節して、冬場でも暖かく寝られます。これで説明していると簡単そうに見えますが、実はきわめて大変な作業であまやんは何度も苦くて不味い水を口で吸い出したり、上にのったり。でも寝る事と食べる事のためなら努力は惜しんではいけませんね。