今日はあまり話のネタがないので、先般三重のペンションに泊まった時に食堂においてあった、昭和40年代の絵本の話をしたいと思います。絵本はいろんなジャンルのが何冊かあったのですが、特に印象に残ったものを紹介。
「どうぶつえん」1〜3歳用。まだ、パンダもコアラも日本にいなかった時代、最大の人気者はぞうさんやきりんでした。でも、表紙および内容を見ると、動物の紹介、というよりは、「動物園を楽しんでいるよい子たち」がメインテーマになっているのがおもしろい。
うさぎは、やさしくだっこしましょう、おかしはすこしだけあげるようにしましょう、と書いてある。最近ではお菓子はあげてはいけないことになってるはず。
「じどうしゃ」2〜5歳用。
これは「パリの観光バス」らしい。こんなのが本当に走っていたんかな。
小学館の社章である「勉強マーク」。小学館の雑誌や絵本は勉強に役立つ、というイメーヂ作りにも大きく貢献しています。で、よく見ると、テーブルの下に、コーヒーカップを逆さにしたような、釜のような形の物体がありますね。さてこれは一体何なんでしょう??
あまやんは、これはずっと、お湯を入れて足を温めるための「あんか」、だと思っていたのですが、小学館の公式見解では、これは丸テーブルのセンタースタンドの足なのだそうです。上のお皿の部分は足のせみたいなもんなんでしょうかね。勉強には役立たない知識でした。