あまやんが今日も会社でまぢめに仕事に励んでいたところ、黒い服を着た妙齢の女性とおばちゃんが訪ねてくる。人材派遣か何かのセールスかな、と思ったら、なんと宗教の布教。輸血拒否で有名な、ものみの塔(エホバの証人)である。「輸血や臓器移植がだめなら、尿療法についてはどう思うか」、などとあまやんは興味本位で聞きたかったのだが、こういうのにお引き取り願うのも、総務広報担当のあまやんの仕事の一つなので、とりあえずパンフレットだけをもらっておくことにする。
あっちこっちで追い返されながら帰って行くおばちゃん達。本人達はいいことをしているつもりなんかもしれないけど、会社に布教にこられても困る。なんでもこのエホバの証人という宗教は、宣教師はおらず、信者が布教をしてまわることが原則となっっているらしい。終末の最後の審判の日が来た時に、人類は滅亡するのだけど、この宗教を信じている人は天国に行って救われる、というのが教義。あまやんは別に救われなくてもいいけど、その日がいつになるのか、半月ほど前に教えてほしい。それがわかったらいろいろやりたいこともあるし。