
UCCのインスタントコーヒーというと、「114」と「117」。やわらかな味わいの114、深いコクと豊かな香りの117というのがキャッチフレーズ。この2本セットをもらったので、片方を飲み終わってからもう片方を開けるべき、という保守派の嫁はんの反対を押し切って両方を一度に開栓し、飲み比べてみることにしました。一般的には、薄めの114と濃いめの117、というイメーヂで、様々なブレンドの中から選び抜いたもの、という触れ込みですが、飲み比べてみたところ、ほとんど味の差は感じられない。やや濃いめに作った114とやや薄めに作った117、ということになれば、114の方が濃厚な味わいになることは間違いなし。なんで115や116はないんかな、とは思うんだけど、はじめから存在していなかったのかもしれないし、適当につけたんではないか。
そういえばシャネルの香水というと、5番と19番だけで、3番とか18番というのはないですね。なんでも、5番というのは、シャネルのラッキーナンバーで、19番というのは19日が誕生日だから、ということらしい。でも、じつは22番、というのもあるのです。非常に珍しいもので、パリの本店と、銀座店でしか売っておらず、しかもいつも手に入るというものでもないらしい。他に、シャネルには「ロシア革=キュイール・ド・ルシー」という革のような変わった香りのする、伝説の香水もあり、芳香&悪臭大好きあまやんもまだ嗅いだことがないので、是非一度嗅いでみたいな、なんて考えつつ、混ぜたら115.5だ、などとつぶやきつつ、114と117を賞味しました。でもはっきり言ってネスカフェの方がおいしいと思う。