
ビデオ屋で、「火垂るの墓」という、野坂昭如原作、スタジオジブリ制作のアニメを借りて、見ていたのですが、第二次大戦末期に死んだ兄妹のとっても悲しい内容の物語。で、見ていて思ったのですが、これは、今あまやんの住んでいるすぐ近、西宮から神戸を舞台とする話であり、実際になんとなく今のあまやんにも見覚えのあるような風景がたくさん出てきて、あまやんのような地元住民には、どこか明らかにはなってなくても絶対この場所に違いない、と思える場所もあるので、見終わった後、その場所に出かけていってみることにしました。で、ビデオから撮影したシーンと、今日の現場の様子を対比してみます。映画と実際がここまで同じであることにはびっくり。

兄妹と母が落ち合う事になっていた御影の公会堂。

今日の公会堂。

公会堂を山側からみたところ。

現在の状況。

空襲の石屋川を逃げるシーン。

途中にある引っ込んだ場所にかくれるところ。

この上には火垂るの墓の石碑があります。

清太と節子が香櫨園浜、夙川の河口に海水浴に来るシーン。

現在のその場所。このへんは大アサリがたくさんとれます。生活排水が流れているので食べない方がいいけど。

節子の母が運び込まれてくる回生病院。空襲でも焼け残ったとのこと。

現在の回生病院

回生病院の入り口。

現在の回生病院の入り口。ほとんどアニメと同じ。

空襲で松並木横のトマト畑に隠れるシーン。

地理的にもどう考えてもこの広田神社参道でしょう。

給水塔の見える池の横に兄妹は住んでいました。

現在の満池谷、ニテコ池の給水塔。

アニメで清太と節子が住んでいた防空壕。

防空壕があったのはこの横の土手あたり。

アニメでの防空壕

おそらく防空壕のあったと推定される場所。現在は個人の土地らしいがうっそうとして立ち入り禁止になっている。