あまやんは今日は、とある役所で開催された非常に退屈な会議に出席して半日がつぶれる。
ようやく会議が終わった後、なんかおもしろいことはないかいな〜と見廻しながら歩いていたら、落とし物を展示している棚を発見、どんなものが入っているんやら、と覗き込んでチェックしていたら、上の棚の手袋の隣にある赤いものを見ておもわずのけぞって爆笑。
なんと「赤い羽根」。しかも、「下記物件を拾得したので届け出します。拾得物名称 羽根 拾得年月日 平成16年10月1日 PM11時30分 拾得場所 別館1F非常勤更衣室 」という詳細データの入った記録伝票付き。
こんな価値のないものを落とし物と思って届けにきた人もちょっとおかしいし、またそれをまじめに受理して伝票をつくってショーケースに展示した係員もかなりきているような気がする。このショーケースの中には、使い古して中身のないファンデーションのコンパクトとか、どう考えても落とし主が出そうにないものもいくつか展示されている。さすが役所の仕事らしいとも言えるけど。
ちなみにあまやんは赤い羽根は大嫌いである。昔これで遊んでいて針が刺さって血が出たこともトラウマになっているし、募金の使われ方もいいかげんな感じなので協力はしたくない。よく、阿呆な政治家なんかが、その季節になると、これ見よがしに得意そうに赤や緑の羽根を装着してテレビに出てくるのは、「自分はとてもいい人なのです」といいふらす道具のような感じがして、とても間抜けな感じがするのだ。でも、この羽根の鳥は何の鳥なんかな。肝心の中身の肉の方はどうなったんでしょう。羽根をむしられる鳥の苦しみも少しは考えてみましょう。