
1990年に作り出された、小型のアプリコット色のイングリッシュローズです。アンブリッジというと、ハリーポッター不死鳥の騎士団に出てくる、ドローレス・アンブリッジという学校を支配しようとする魔女が思い出されるのですが、直接関係はないらしく、イギリスの国営BBC放送のTV番組「アーチャー家の人々」に登場する町名にちなんで命名されたらしい。あんまり目立たない種類ではあるのだけれど、特筆すべきは、ミルラ香という独特の香りです。ミルラとは、没薬(もつやく)というもので、樹液からとったもので、ミイラを作成する時に防腐剤として使うため、ミイラの語源となったなったらしいです。あまやんはミイラの香りを嗅いだことはないのだけれど。キリストが誕生した時に、東方から、3人の博士が、黄金、乳香、没薬という3種類の宝物を捧げ物として持ってきたというのも有名な話ですが、こういう匂いだったのか、でも、アロマオイルとして売っている没薬とは違うような。。。いずれにしても非常に独特な香りのバラだし、場所もとらないので1本植えておくと楽しいと思います。