
GWもたまには家で過ごす休日も、ということで、草ボーボーの庭の掃除をすることにしました。ここは日陰コーナーで、数年前に開花未確認株として安く購入して、植えといたエビネ類が開花しはじめました。

エビネなどラン類の実生株は、遺伝子構造の特性上、全部花の色が違うのですが、当たりとはずれがある。この写真の赤や、黄色の株は、かなりきれいなので当たりですね。上の写真の茶色っぽいやつなんかはどっちかというとはずれです。

人間でもキムタクみたいなイケメンもいれば、あまやんみたいなメタボ薄毛おやぢもいるのと同じですね。

バラ類もつぼみがついてきたのを確認。これから、つぼみの根元を切り取りにやってくるゾウムシとの戦いになります。オルトランなど、根から撒く、浸透移行性の薬剤はアブラムシ類には効いても、ゾウムシにはあんまり効かないので、定期的な薬剤散布と、ベタだけど、みつけたら捕まえてつぶすという作業が不可欠。

さらに曲者なのが、うどんこ病です。先週はなかったのに、今日、2株から少し発生がはじまっているのを確認。これは病気というよりも、カビの一種。人間の水虫のようなもんですね。去年冬の石灰硫黄合剤塗布で基本的には胞子は死んでるはずなので、新たに飛来した胞子によるものと思います。

バラのうどんこ病防除はサプロール、ベンレート、ダコニールなどの化学薬を中心にローテーションで行うのですが、耐性菌がすぐにできて効かなくなるため、使用回数に制限があるという問題もあり、決定打がなかなかないのが実情。いろんな人が、うがい薬のイソジンや、木酢液、重曹など、いろんなものを組み合わせて、できるだけ化学農薬を使わず、耐性菌出現を防ぐ工夫をしてるのですが、あまやんは、還元水生成装置から出る、アストリンゼン水にHB-101を入れ散布することで、そこそこよい結果が出ています。バラは弱酸性を好む植物なので、アストリンゼンは生育促進効果もあるのかもしれないです。還元水装置お持ちの方ははおためしを。