サンガリアの「ロイヤルはちみつレモン」です。なんでロイヤルなのかというと、ローヤルゼリー入りだからかもしれないのふだが、ロイヤルとローヤルが違うというのが気になります。地中海産のレモン果汁3%入り。海でレモンがとれるんかいな。
「は〜ちみつ、レモン♪」というのを節をつけて歌える人はどれだけいてるでしょう？元祖はちみつレモンは1980年代後半にサントリーから発売され、ドリンク界の一世を風靡したドリンクです。当初、このような180CC入りの小さな缶で発売され、サントリー自身もあまり売れると思っていなかったのか、自販機の隅に入っていたのですが、ホットでもアイスでも飲める新ジャンル天然系飲料ということで人気が爆発したものです。レモンの木に元気のなさそうな蜂が向かっている、という独特の稚拙な絵もはちみつレモンの世界観。
はちみつレモンブームは韓国にも飛び火、これはあまやんが1990年に韓国で購入した、デザインパクリのはちみつレモンです。「はちみつレモン」という名称は、一般的すぎて、サントリーは商標権を取得できなかった。そこで、コカコーラの「モネ」はじめ、各社ともはちみつレモンに参入。さらには、ソーダ、はちみつ梅、飴などの食品、入浴剤やシャンプーなど、様々な関連商品が出て、そして突然はちみつレモンは市場から消えた。ドリンクというのは定番以外、宣伝しなければ売れないのだが、サントリーにしても、宣伝をすればするほど、他社の製品や関係ない製品も売れたりするのであほらしくなったのかもしれない。しかし、大事なのは、ハチがレモンにたかっている、というこの世界観だと思うのです。
