サボテンくじ３等ゲット

年初の恒例の買い物ということで、あまやんは伊丹空港のすぐ近くにある、サボテン専門店山城愛仙園さんに来ました。飛行機の進入路直下にあり、爆音が響く人が居住不可能な工場地帯の非常にわかりにくい場所にある、かなり怪しい建物。どうみてもこれが全国屈指のサボテン屋だとは誰もわからないでしょう。温室やビニールハウスの類いは建築基準法の確認の対象外なのでこんな建物が出来上がるのですかね。

この中央部の鉄階段を上がると入り口。初めての人には入りにくい雰囲気。

屋上やベランダの１０棟以上の温室には数万本のサボテンが分野別にずらりと並んでいます。

単一品種としては最も人気のある「兜」。これだけを育てているマニアもいる。

牡丹の花のような形に育つマニア向けの牡丹類。

いったいこれは何や、と思う人も多いでしょうね。

レヂの様子。新年即売会では多くの珍しいサボテンが３割引になります。こういう変わったお店に、新年早々買いに来るのはマニアだけなのですが、以外と20代や30代の若い人も多い。

何か買うとピエロの箱の「サボテンくじ」を引くことができます。あまやん娘は去年もこれで一等が当たったので、今年も期待。

サボテンくじは１等から５等まであり、景品は全部サボテン！

今回はなんと３等が当たりました！一番大きい、花座付メロカクタスを持ち帰ることに。１万円以上する高級サボテンです。

抽選で当たったメロカクタス。メロカクタス類は何種類かあるのですが、成株になると帽子のような花座ができ、それが成長して行きます。メキシコの大西洋岸原産で、やや寒さに弱いので冬場は乾燥させて暖かい室内で保護。最近こういう種類を育てている人が少なくなりましたね。

成程柱（なるほどちゅう）という変な名前と形のサボテン。いかにもあまやんの好きそうな形の植物で、珍宝柱、という別名もあります。なるほど。個人的には珍宝柱の方が好きかも。これは園芸品種の奇形サボテンで、どこに成長点があるのかよくわかりません。このまま大きくなっていく訳でもないらしく、数年成長しないと思ってたら、突然下からむくむくと新芽が勃起してきたり、かなり変な育ち方をするらしいので期待。1700円。


銀河楽。南米ペルーの高山地帯がふるさとで、毛に被われ寒さに強い。上から水をかけないのが白い毛を美しく育てるポイントです。450円。

菊波。南アフリカ原産のキク科植物（メセン類）。丈夫で育てやすく花もきれい。280円。

日蓮の林。ベンケイソウ科植物。よく、納骨堂や仏さんの横に、真鍮でできた金色のこのようなものが飾ってあるのが、昔から気になっていたのですが、実際に同じ植物があって感動しました。葉挿しで増えるようなのでがんばって増やして仏さんをびっくりさせたいと思います。しかしなんで日蓮の林なのか？日蓮系の仏壇はあんまりこういうものは飾ってなくてシンプルなのが多く、こういうのは浄土宗系の飾りのような気もしますね。480円。