
小学校6年生の漢字ドリル。気になっているのが、ミッキーマウスとスヌーピーである。どう考えてもアメリカのキャラであるミッキーマウスやスヌーピーと、漢字はあわない。彼らは漢字をかけないだろう、ということでかなり違和感がある。しかも、表裏の表紙だけで、中身の絵は全然ミッキーやスヌーピーとは関係がない。キャラクターの版権にはうるさいことで知られるディズニーは何も言わなかったんだろうか?もうひとつ、漢字ドリルと穴をあけるドリルはどういう関係があるのだろうか?

2年生用はトムとジェリー。キャラクター使用料が安いことでも知られる。「トムとジェリー、なかよくケンカしな♪」なんて歌は今の子どもたちは知らない。もう一つ気になるのが、「新編 新しい国語」という教科書である。あまやんが小学校の頃から、教科書は「新しい国語」という名前だった。その教科書はいくら古くなっても「新しい国語」である。何かに比較して新しい、というのならわかるのだが、今は新しくても、いつかは必ず古くなるということを認識する必要があるのではないだろうか。よぼよぼのおばあちゃんに、「レイナ」などという可愛い名前がついている、というのはまだわからんこともないけど。さらに、「新編」とついているのも変である。頭痛が痛い、というのが変というのと同じ。この国語の教科書作った人たちは、もうちょっと国語の勉強でもしたらどうか。
それともう一つ、巻末の奥付の「定価」の欄に、「文部科学大臣が認可し、官報で告示した定価(この価格は、各教科書取次所に表示します)」と書いてあるのも気になる。いくらか、はっきりしてほしいものだ。なんで隠すのか??時価変動する、という性質のものでもないと思うけど。値段知りたいなら見に行かねばならないし、それがどこかもわからない。隠そうとすると気になりますね。