1990年、英国のオースチン氏作出のイングリッシュ・ローズ。小型の種類で、ピンク系アプリコットの花です。特筆すべきは、その香りで、「ミルラ香」という、普通のバラにはない独特の香り。ミルラとは、「没薬」のことで、キリストが生まれた時に3人の博士が東方から、乳香、黄金とともに持参した樹脂系の香料として知られます。
ミルラはMyrrhと綴り、母音のない英単語は非常に珍しいですね。あまやんの知っている英単語でもLynxとHymnくらいです。ミイラを作成する時にこのミルラを使ったので、ミイラの語源になったといわれており、ミイラはこんな香りだったんかもしれないですね。かなりきつい、酔うような独特の香りなので、好みはわかれるところかもしれませんが、小型で花付きもよく育てやすいおすすめの品種です。あまやんも死んだらミイラにしてもらおうかな。局部をバラで隠したりして。