1970年、国家プロジェクトとして開催され、宇宙、科学、21世紀の未来の生活や人類の英知と夢を脹らませ、日本が名実共に先進国入りを果たした記念塔ともなった大阪万博。そこの遊園地であったエキスポランドがジェットコースター事故で閉園、跡地活用として、大阪万博40周年記念事業として広大な敷地でスタートした、食と農のテーマパーク、ファームエキスポの見学に来ました。入場無料。
その名も「万博ブタ牧場」
コケッコー!ニワトリさんが飼われていたり
地元産野菜の直売所なんかもあったりします。
そして、急流すべりのプールは、なんと「田植え体験」に。
さらに、その中には豚さんが。宮崎から来た黒豚だそうです。ブヒブヒッ!
近未来的パビリオンが建ち並び、月の石やロケットが展示され、高度成長の夢と21世紀への希望の象徴であった大阪万博。その40年後、この場所で豚が飼われ、田植えがされていると誰が想像したでしょう?
貸し農園もあり、野菜を植える事もできます。その後、ここの社長さんに詳しいお話を伺ったのですが、現在は臨時施設ですが、英国にある農業テーマパーク
EDENの日本版を恒久施設としてここに作り、USJと並ぶ名所として、世界中の観光客を誘致したい、と意気込んでおられました。これからは、文明よりも食と農への回帰の時代かも。成功を期待したいですね。