
1963年にフランスのメイアンさんが作られたフロリバンダ系の中輪バラ、チャールストンです。この花の最大の特色は、同じ花が咲き進む事によりどんどんと変色していく事で、最初咲いた時は黄色で、徐々に赤が混じるようなグラデーションになり、最後は真っ赤になる、とてもおもしろい種類。ただ、うどんこ病に非常に弱く、この株も4月頃ははじくと粉が出るくらいの真っ白なうどんこまみれになり、カリグリーンで表面を除去した後、ダコニール、サプロール、ベンレートといった強力な薬を4、5日おきに2回散布、ようやく完治しました。バラは、うどんこ病はどうしてもかかるのですが、これと「ミミエデン」が特にひどかったですね。

これが開花後数日、咲き進んで赤になった状態。1本植えておくだけで、複数植えるような楽しみがあり、半八重なので切り花には向かないけど、庭バラとしていいのではと思います。変色系のバラはいくつかあるのですが、これは派手〜という感じ。香りはほとんどありません。うどんこ病には要注意ですが、最近はより強くなったつるタイプのもあるそうです。