
あまやんの近所一帯の郵便受けに撒かれた
「関西省エネルギー協会」 なる団体の「電気料金適正化推進のお知らせ」という怪しいチラシ。なんでも、関西電力との契約を、この団体を通じて小口の従量電灯A契約から、大口の従量電灯B契約に変更することで、電気代が安くなるらしい。
しかし、「関西省エネルギー協会」という名前からしてむちゃくちゃ怪しい。公益団体だったら財団法人か社団法人だし、株式会社ですらないのも変だ。HP見ても団体概要も何も記載されてない。
そもそも、契約を変更することは、単に料金計算がかわるだけで、「省エネルギー」でもなんでもないので、団体名と趣旨も合致しない。しかも、「必ず読んで処理してください。※要保管」とか、「勤務先やご友人・知人にもこの資料を持ってお勧めしてく(途中で切れている)」などの怪しい文言が随所にちりばめられている。 配布者のご希望もあるようなので、ここでさらしものにしてあげることにします。

それで、調査依頼を受けたあまやんは、同じ事務所にいる電力会社出身の人にこのチラシを見せて聞いてみたところ、聞いたこともなく、当然電力会社とは何の関係もないし、相手にするようなマトモなものではないとのこと。
もちろん大口ユーザーの場合は、契約を大口に変更したら安くなるけど、そんなことは、そもそも関西電力の支店に電話したら、無料でシミュレーションしてくれて簡単に変更できることだそうです。いわば携帯の料金プラン変更のようなもので、その仲介をするような行為自体は別に違法ではないらしいけど、チラシをよく見たら、「設備調査、書類、図面作成の為の実費がかかります」などと小さい字で書かれており、その料金がいったいいくらなのか、どこにも書かれていないことを考えたら???
検索しててみたら、やっぱり法外な料金を請求してくる被害が出ているらしい。
そもそも契約プランの変更だけなら、設備の調査や図面作成の必要もないはずですよね。あまやんの実家にはセールスの電話もかかってきたそうで、みなさん注意してくださいね!