
何の役にもたたないといわれているミラーのカメラですが、分解して改造をこころみました。要は中身を出してきて、広い範囲が写るよう可動式にしたのです。こんな感じです。
用意したものは、ダイソーで売っているフレキシブルチューブ(針金に太いゴムを捲いたもの、200円商品)、外装用強力両面テープ(500円)、ホースを止めて壁などに固定するためのプラスチック部品(ホームセンターで180円)です。

まず、ミラーカメラを分解します。カメラの下に一本着いているネジを、極細六角レンチを使用してはずすのですが、回転幅がとれないので、この作業が一番大変で、30分以上かかりました。これがはずれたら、あとは簡単で、マイナスドライバーを入れてこじると簡単にカメラカバー本体が外れます。それから、携帯電話用の極細トルクスを使って、中のカメラを取り出す事ができます。それができたら、適当な長さにチューブを切って、留め具と両面テープで固定し、チューブをドアミラー内に丸めて入れて、タイラップか針金で落下防止のため固定し完成。カメラはOリングで防水されていますが、念のためグリスアップ。

バックミラーのモニターの画像はこんな感じになりました。(右ハンドルです)
半分しか写っていなかったモニターが、ほぼ全部写るようになり、フェンダー近辺から、左側路肩まで広く確認できるようになるので、幅寄せや、左下、前方確認に便利です。もうちょっと画質がよければいうことなしなのですがね。 ただ、車検の時に問題になる可能性は大きいですね。1mの棒の先が運転席から確認できる、という保安基準は満たすはずなのですがわかりません。でも基本的にどこにも穴明けや固定はしていないので、本体カバーさえおいておいたら、すぐに車検時には戻せます。
フレキシブルチューブの耐候性や、イタズラなども気にかかる所です。
やってみる時はみなさん自己責任でお願いしますね。(車検や故障など、あまやんは責任はもてませんので)